(株)エフ・エム・アイ: robot coupe(ロボクープ)社BLIXER(ブリクサー)
◎製品概要
BENDER+MIXER=BLIXER
世界のプロフェッショナルから愛されるカッターミキサーブランド、フランス
robot coupe(ロボ・クープ)社が送り出す
これまでのカッターミキサーを超えたスーパーカッターミキサー
それが、
BLENDER+MIXER(ブレンダー+ミキサー)
=BLIXER(ブリクサー)です
ブレンダーとミキサーの特徴を合わせ持ち、品質の高い流動食を衛生的に且つ、短時間で仕上げることができるだけなく、協力な専用カッターと高速回転で瞬時に粉砕・滑らかな乳化処理を可能とします

◎製品特徴-3S
ユーザーフレンドリネスを表現している3つのコンセプト(3つのS)が、ロボ・クープ全商品に生かされています
○Sharpness-切れ味の良さ
ロボ・クープの付属品の切り刃は、フランスの著名刃物メーカーであるSABATIER社(サバティエール)との提携によって作られており、抜群の切れ味を誇ります
また、特徴的な"S字形状”の刃は容器の底すれすれまで撹拌を可能にしたローブレード仕様です

○Safety-安全であるということ
ロボ・クープの製品は安全システム構造になっています
容器蓋・容器が正常にセットされていない場合はマシンが動作しないだけでなく、動作途中に外れると動作が停止します
また、マグネットセーフティ機能により、蓋や容器が正常にセットされていない場合にも安全装置が働き、マシンは動作しません

○Sanitation-衛生的であること
ロボ・クープのマシンは全て "衛生的→洗浄が容易に行える”
ことを重視して開発しています
構造に"ボルト止め”部分が少ないので簡単に分解洗浄できます
また、マシン内面・外面共に共通して食材が入り込みやすい"隅”や"くぼんでいる部分”はアール加工を施しており、洗浄がスムーズにできるようになっています

◎BLIXER専用機構

○プロ仕様のモーターを採用
BLIXER-3Dと同じ容量(容器容量3.7L)の同社カッターミキサーR-3Dは1,500r.p.mという回転数ですが、BLIXER-3Dは3,000r.p.mという回転数を可能とする耐久性に優れたモーターを採用しています
○粉砕・乳化に適した カッター刃と機構
高速回転(3,000r.p.m.)と同時に、独自の専用のカッター刃により、力強い粉砕から繊細な撹拌・乳化まで短時間で処理します
専用のカッター刃は、食材の粉砕からペースト状まで多彩な処理に対応できるよう、刃先には細かいセレーション加工を施し切れ味を高めているだけでなく、より効果を高めるため左右の刃の向きが反対に付けられています

したがって、
●介護食に最適なペースト状への加工
●水分をほとんど追加しなくても処理ができるため、食材の色・栄養価を保つ
等、これらを可能とします

○液体処理に適した軸受け
液体処理を想定し、同社Rシリーズ(通常タイプ)のカッターミキサーと比べ、軸受けが高く設定されており、流動食等の乳化処理に最適化しています
○より滑らかな乳化を 実現する機構
作業途中、処理物をゴムベラで掻き落とすといった作業を蓋についているスクレーパーによりスムーズに行うことができ、均一に処理されるだけでなく、作業時間を短縮します
※スクレーパーは蓋・容器内側側面に付着した処理物を掻き落とすことが可能です
また、容器蓋にはパッキンが装備されているので液漏れの心配がありません


左から
1.ブリクサーでほうれん草をペースト状にした直後
2.スクレーパーを回転(手動)させると処理物を掻き落とすことができます
3.蓋・容器内側のスクレーパーにより、蓋を開けゴムベラなどで掻き落とす手間がなく効率的です
◎BLIXERを生かした処理例
○お粥
食材に同量またはそれ以上の液体を加え、トロリとした滑らかな仕上がりになります

その他、焼鮭のペースト・ほうれん草のペースト等
○バジルソース
繊維の多い葉物やチーズ、松の実類も短時間でペースト状になります

加工時間:30秒
可能容量:200g~1.7kg
○パン生地
冷たいバターを粉に加えて瞬時に砂状にします
撹拌までの作業が容器内で完結しお手入れも楽です

加工時間:12秒
可能容量:~1kg
◎参考動画
◎バリエーション


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BLIXER-3D | BLIXER-5Plus |
電源 | 単相100V 50/60Hz |
三相200V 50/60Hz |
電流(A) | 11 | 6.5 |
消費電力(kw) | 0.75 | 1.8(50HZ)/2.2(60HZ) |
回転数(r.p.m) | 3,000(50HZ)/3,600(60HZ) |
低速1,500/高速3,000(50HZ) 低速1,800/高速3,600(60HZ) |
容器容量(L) | 3.7 | 5.5 |
液体物処理量(L) | 1.0 | 3.6(低速回転時) |
質量(kg) | 12 | 23 |
外形間口(mm) | 225 | 280 |
外形奥行(mm) | 305 | 320 |
外形高さ(mm) | 450 | 495 |
◎カタログ
ブリクサー専用カタログプレビュー
ロボ・クープ総合カタログプレビュー
下記よりダウンロードが可能です
◎レシピ
上記ブリクサー専用カタログより抜粋

英語版レシピプレビュー
下記よりダウンロードが可能です
◎KITCHEN DATABANKセレクトポイント
カッターミキサーは切る・混ぜる・砕く・ペースト状にするという調理仕込等で必須となる製品ですが、さらには流動食・粉砕・乳化を得意とするブレンダー的な機能も付け加えたということで、ブリクサーは他にはない優れた機器といえます
特に3.7L容量のクラスでは通常のカッターミキサーでは1,500r.p.mですが、ブリクサーはその倍の回転スピードを兼ね備えていることから、流動食等の使用目的があるならば最適な機器といえます(病院・介護施設等)
また、回転数が速いということは食材加工時間を短縮できることにもなり、カッターが食材に触れる・食材同士が接触することによる摩擦熱による食材の劣化を防ぐことにもなります
例えば、魚のすり身を作る場合に食材の色変化等に悩まれていたお客様は、ブリクサーの採用により悩みを解消されました
その他、ホテル・レストランにおけるデザート・ペストリーコーナー、洋菓子店等ではナッツ等の粉砕(砕くというよりも、もっと粉々にする)や、各種食材の乳化等の用途で活躍します
つまりは、回転数が倍になることで全く異なる状態まで食材を加工できる・・・大げさに言うなれば、通常のカッターミキーとは全く別物・異次元の機器であるといえます
ただし、回転数が速いということによる弊害がないわけではないことに注意が必要です
特に、葉物のカッティングについては回転が速すぎることで、ペースト・ピューレ状になってしまう傾向にあります
したがって、こういった使用目的の場合には通常のカッターミキサーの方が適しているといえます
5.5L容量クラスについては、通常タイプ・ブリクサー共に低速・高速切替(同じ回転速度)がありますので、上記葉物カッティングも問題ないため、容量・電源(3相200V)が許されるならばBLIXER-5Plusは最強のマシンといえるのではないでしょうか
通常のカッターミキサーを御検討の皆様も、ブリクサーについても選択候補として御検討頂ければと思います