アクシアインターナショナル(株) : FISHER社プレリンスユニット
◎製品概要
食器・鍋・器具洗浄コーナーで活躍・大きく作業効率をアップさせるスプレーバルブがプレリンスユニットであり、その中でも同社が輸入・販売しているのが耐久性・信頼性に優れたアメリカのFISHER社製品です
洗浄エリアにおいて生産性を手軽に高めることができるプレリンスユニットは、チェーンレストラン・ファーストフード・ホテル・セントラルキッチン等、ヘビーユースの厨房には欠かせない必須アイテムといえます
※FISHER社は1936年に米国にて創業
フードビジネスにおける標準化・省力化の先進国であるアメリカで蓄えられたノウハウを随所に生かし、先進的な製品を送り出しているトップブランドです
◎プレリンスユニットの導入メリット
食器前洗浄の効率化
自在に動くスプレーバルブにより、食器をラックに組んだまま前洗浄が行えます
容器洗浄の効率化
鍋やホテルパン等、大きな器具類をを動かす事なく、水流を当てる事ができるため大幅な作業時間の短縮・効率化及び、力作業の軽減を実現できます
作業者への負担軽減
スプレーバルブはスプリングによって吊るされているため、女性でも楽に操作でき等、作業者に負担をかけません
節水効果
先止式水栓であることから必要な時だけ出湯しますので、作業者に意識付けする事なく、スムーズに節水を徹底できます
総合力
作業効率の向上+先止式スプレーによる垂れ流し防止から、劇的な節水効果を発揮します

◎製品特徴
効率的なスプレーバルブ : 10L/分 5.6kg/㎠
スプレバルブから放出されるパワフルな水の流れはリンス効果を増大させ、洗浄時間を減らすと共に、消費水量を大幅に節約できます
メタルノズル
ノズルは真鍮製で破損の心配がなく、バルブ本体へのネジ込み式となっていますので、ネジ穴等からの水漏れの心配がありません
クリップ
ビルトイン式のクリップはワンタッチでハンドルレバーを固定/解除することができます
バンパー
万一、洗浄時にスプレイーバルブの先端が食器に当たっても、大型バンパーにより、食器を破損させることはありません
ガスケット
内部構造はシンプルで、ガスケット類の交換が容易です
耐久性に優れたホース
ステンレスカバーで覆われたフレキシブルホースは、通常のゴムホースではなく、外側からネオプレン・レーヨン・ラバーという航空機の油圧系統に用いられている三層耐圧強化構造になっており、湯温60℃、水圧18kg/cm2での連続使用に耐えるように設計されており、圧倒的な耐久性を約束します
日本対応
ホースを取り巻くスプリングは製品・ホースの寿命を延ばすために日本オリジナル仕様となっている等、繊細な感性を持つ日本のお客様からのフィードバックを製品づくりに反映させています
万全な供給体制
万全の製品をお届けすべく、アクシアインターナショナル社では輸入後の全量調整・検査をしっかりと行っています

◎バリエーション
プレリンスユニットのバリエーションとしてはシンク面(作業面)・バックガード上部等に取り付けるための縦型及び、バックガード垂直面・壁面等に取り付けるための横型に大きく分類することができると共に、湯・水混合タイプ、湯・水のみの単水栓タイプ、フォーセット(蛇口・吐水口)を追加取付することができるタイプ、、高さが低い小型タイプ等、様々なニーズに対応することが可能です

◎超節水バルブ
超節水スプレーバルブ : 18627
通常タイプでも自然と節水できるプレリンスユニットですが、超節水タイプのスプレーバルブへ交換することで更なる節水を実現可能とします(同条件の場合)
※水圧2kg/㎠⇒吐水量:約2.8L/分
水圧3kg/㎠⇒吐水量:約3.3L/分
水圧4kg/㎠⇒吐水量:約3.9L/分
※他社製スプレーバルブとも交換可能です(同社調べによる)
半分の水量でもパワフル洗浄
通常の多孔式スプレーバルブと異なり、特殊形状のシングルスポットに水流を集中させる事により、ナイフ状の高速水流が食器に付着した汚れをパワフルに落とします
シャワー比較
超節水タイプスプレーバルブ拡大


節水効果
300日/年の営業、60分/日の使用した場合の節水効果を算出した表です
|
使用水量(分) | 使用水量(年) | ガス+水道料金(年) |
従来品 | 8.8L | 528L | ¥94,961 |
超節水タイプ | 4.3L | 258L | ¥46,401 |
あくまで試算ですが、年間¥48,560を節約することができます
※前提条件
水道代 | 下水道代 | 給水圧力 | ガス代 | 湯沸器燃焼効率 | 原水温度 |
¥202/㎥ | ¥170/㎥ | 4.2kg/㎠ | ¥8/kw | 80% | 20℃⇒40℃ |
超節水スプレーバルブと他社製品との比較
◎参考写真
◎カタログ
プレビュー
下記よりダウンロードが可能です
◎KITCHEN DATABANKセレクトポイント
プレリンスユニットはアメリカの食文化並びに、標準化・省力化に対する考えが進んでいたことから生まれた製品であり、それらの流れを汲んだチェーンレストラン・ファーストフード・ホテル・セントラルキッチン等ではおなじみであっても、業態が違えば(例えば、和食・韓国料理等の洋食関連以外)実はあまりなじみがない・・・といえるかもしれません
しかしながら、食器・鍋・器具等を洗浄するという作業自体はどんな業態においても変わらないわけですので、これまでなかった洗浄コーナーに追加導入するだけで、劇的な洗浄作業効率アップを体感頂けることは間違いありません
実際、私自信は学生時代のファーストフードにおけるアルバイトで、ホテルパン・その他多くの器具の前洗浄においてプレリンスユニットを常時使用していたこともあり、その洗浄フローが体に染み込んでいます
最初に湯・水のハンドル(バルブ)開閉・温度調整をするだけ(当然、いつでも調整可能です)で、あとはスプレーバルブのハンドルレバーを握れば適温のシャワーがでてくるわけですから、本当に楽なものです
一般水栓における毎回ハンドルを開け閉めして器具を洗浄するという作業とは少ししか違わないようですが、それが何回も行われるわけですから結果的には大きな作業効率アップを引き出すことができますし、水栓は限られた範囲でしか洗浄することはできなところが大きな違いです
つまり、大きな鍋を洗浄する際に一般水栓では鍋を左右前後に動かしながら洗浄を行っていく(かなりの重労働)わけですが、プレリンスユニットではシャワーを持った手を動かすだけで汚れを落とすことができます(自由度が大きく違います)
プレリンスユニットで大きな汚れ・残菜等をおとし、洗浄機に入れる
これが理想的な洗浄フローです
一般水栓の前洗いではスポンジと洗剤を使うことになりますから、湯・水・洗剤の使用量も大きく削減できます
設計ポイントとしては・・・
シンクを正面に見た場合、右にプレリンスユニット・左に一般水栓という配置をするべきといえます
単純に、ハンドルレバーが握りやすいということからです(右利きを基本として)
※当然ながら、お客様の要望に応じて変更する場合もあります
また、バックガード上部に設置する場合にはプレリンスシャワーユニットが高すぎるということになりますので、オプションで用意されている短いライザーパイプ(通常は530mm→400mm)を選択したり、小型モデルを選択することをお薦めします
その他、プレリンスユニットは手に持って動かすというものですから壁に対する固定部分(通常はウォールブラケットをビス固定)に負担がかかってきますので、壁面補強を考慮すべきといえます
今まで使用していない、これから新しい厨房をお考えの方は、是非とも導入検討をして頂きたい製品です
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