13.消毒・殺菌庫関係

☆製品概要
使用した包丁・まな板を洗浄後に保管するキャビネット状の製品であり、紫外線ランプによって殺菌する機能を有する
当製品については壁掛タイプ・テーブルタイプ・縦型等、様々なバリエーションがあり、用途に応じて選択すべきといえる
選択する上で注意が必要な点とてしては、収納したい包丁サイズ・本数、まな板サイズ・枚数、乾燥機能の有無、ステンレス素材(一般的なSUS-430もしくは、より錆びに強いSUS-304)である

☆製品概要
使用したザル・ボウル・バット・ホテルパン等、様々な調理器具を洗浄後保管するキャビネットであり、殺菌方法としてオゾンランプ・紫外線ランプを使用するタイプと、熱風殺菌を行う製品に分かれる
オゾンランプ・紫外線ランプタイプについては乾燥機能と共に、ランプによる殺菌が行われ、13-1.包丁・まな板殺菌庫の大型タイプで、調理器具の素材にこだわらないといえるが、ランプ照射が全面にいきわたるかどうかという不安材料がある
熱風殺菌タイプについては熱に弱い素材についての調理器具には対応できないが、隅々まで熱風を循環させることで完全に殺菌ができる
器具消毒保管庫は大量調理を行う施設等及び、各種チェーン店等でも衛生基準が高い場合には導入されている場合も多いといえるが、それらを見る限りでは熱風殺菌タイプが多いように思われる

☆製品概要
給食施設・社員食堂・病院等で採用される熱風により食器を消毒する機器である
13-2.器具消毒保管庫同様に熱風で殺菌する機能は同じであるが、各メーカーほぼ共通となっている食器カゴの収納数及び、片面・両面タイプ・高さを活用した昇降式等多くのバリエーションを有する
種類にもよるが約50枚/カゴ×食器カゴ数量により収納能力が決定するが、昼食だけ提供する施設なのか、朝・昼・夕提供する施設なのかによっても機種選定が変更されるため、詳細な打ち合わせを要する
熱源としては電気が主流といえるが、ガス・蒸気タイプも状況によって選択することができる
※カゴについてはオプション設定となっているメーカーもあるため、事前確認が必要であると共に、カゴの素材が樹脂コーティングされた仕様(熱の経年劣化がある)か、ステンレス仕様かについても確認する必要がある

☆製品概要
昨今のエコ風潮もあり、各施設(旅館・幼稚園・介護施設等)でも使い捨ての割箸から洗浄して繰り返し使用する箸へ転換することも多くなっていることへの対応製品として開発された
基本的には小型卓上の熱風殺菌庫であり、30分~60分程度で殺菌する機能を有する

☆製品概要
当機器の歴史は古く、調理器具等を熱湯殺菌する熱湯槽である
昨今では、13-1.包丁・まな板殺菌庫・13-2.器具消毒保管庫等が主流となり新規導入台数を減ってはいるが、根強いファンもいる
熱源としてはガスタイプが主流であるが、メーカーによっては電気式もある

☆製品概要
病院・保育施設で活躍する乳児用専用殺菌機器である
哺乳瓶を煮沸消毒する機器、紫外線ランプにて殺菌するタイプがある
厨房機器メーカーが製作しているケースは少ないが、スタッフで共通使用ができるようマニュアル化できる製品としてのニーズはある